6/17(金)あおきりみかん『ここからがユートピア』

各々がルールを作り小さな国を建国する島で繰り広げられる群像劇。扱うテーマは内面的なものが多いが、抜けた明るさと爽やかさ、パンチを残す作風が特徴。一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇。本作は2010年 愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、グランプリ受賞。

6/24(金)バンタムクラスステージ『ジャックモーメント』

禁酒法が解かれた直後のシカゴを舞台にしたギャングたちの攻防。史実をもとにした重厚感あふれるシナリオを、映画の演出手法で畳み込むように見せる。演出の細川氏は、数々の受賞歴を持つ映画監督。今年9月に初の東京進出予定。

7/1(金)6番シード『Voice Actor(ボイスアクター2008年版)』

中年の役者が、初めてアニメのアフレコに挑戦、なれない中で七転八倒して大騒ぎを繰り広げる。典型的なシチュエーションコメディ。笑いたかったらこれ。今年の秋に、東京/大阪での再演予定。今回唯一の東京の劇団。

7/8(金)京都ロマンポップ『京都ロマンポップのさかあがりハリケーンvol.2 君ノ笑フアノ丘ノ上デ僕ハ』

2つのラインナップを持っている京都ロマンポップ。人間の悲しさや苦悩をテーマとしている本公演。顔面白塗りで不条理コントを繰り広げる番外公演。幅広い演目を持つ京都の実力派劇団。今年9月に初の東京進出予定。

7/8笑の内閣『THE SCHOOL OF THE RINGS ROAD TO ABASHIRI』

東京初進出公演『非実在少女のるてちゃん』を上演した笑の内閣は『本当サイズのリングで高度なプロレスをするプロレス芝居』で有名。前半のすったもんだを「勝負はプロレスでつけようぜ!」と持ってく豪腕に着目。